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10代の頃から料理の道を歩み始めました。これまで全国の料亭、割烹、旅館などで
修業をつみ、30代で花板(料理長)を初めて経験しました。
これまで料理の世界、特に和食の板前の世界では修業があたりまえ。
仕込みや盛り付けなどの「追まわし」からはじまり、「揚げ場」「焼き方」を経て、
ようやく板前と名乗れる「煮方」に。そして「椀方」。ようやくカウンターに立つことができる
「立て板」「花板」と呼ばれる板前を仕切るトップになることができます。
特に板前の世界は修業期間も長く、しかし確実に技術が身に付きます。
初めてトップになった時は緊張よりも、自分が作った料理をお客様が
美味しいと言ってくださることが何よりもうれしかったことをおぼえています。
お客様の喜ぶ顔が励みで、もっともっと料理の腕をあげたいと、
料理人になって40年以上経つ今もなお料理の学びは尽きません。
ここよかろう門本店では、庶民的な博多の居酒屋の雰囲気そのままに、
これまでの私の経験を存分に活かし、プラス今の食材や調理法も時には
アレンジしながら常に新しい季節の和食をご用意しています。
現在は、料理人の教育や、お客様との会話などから常にサービスの向上に努めています。
ホールスタッフと連携をとりながらお客様が楽しんでもらえる空間づくりを心がけています。
最近では、異業種から転入してきた料理スタッフや
将来的に飲食店をやりたいという夢をもつ若者も多く、
一から料理の基本が学べるよう、その段階に応じた指導を心がけています。
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現在はホールの仕事をメインにアルバイトの教育を担当しています。
入社2年目ではありますが、私自身が、学生時代のアルバイトから社員になったので、
その時の経験が今、活かされているなと感じています。
自分が教育した新人さんがお客様と楽しく会話したり、
またその後輩に指導をしている様子を見ると本当にやりがいを感じます。
赤坂という土地柄、様々な業種、年齢層の方々と会話ができるのもこの仕事の大きな魅力です。
心をこめて接客して、料理や会話を楽しんで頂き「美味しかったよ!」
「また来たよ!」とお客様から声をかけられる瞬間がなによりもうれしい時です。
よかろう門では、社員もバイトも関係なく個々の意見を尊重してくれるので、
季節ごとの企画やサービスの改善、新メニュー提案など、
新人の意見でも良いものはどんどん採用され、そしてきちんと評価をしてもらえます。
そんなところもまたやりがいのひとつです。
今後の近い目標は自身の接客の質の向上を目指して頑張っていきたいです。
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人見知りの性格を直したくて、もっと人と話せるようになりたいと思い
お客さんと沢山話すきっかけのある居酒屋などの接客業を探していました。
そんな時、よかろう門のアルバイト求人を見つけ、
スタッフの写真が楽しそうだなと感じ、私も一緒に働きたいなと思ったのがきっかけです。
「もっとこうした方が良い」など、お店の改善点を新人、
ベテラン関係なくみんなが協力して意見を出し、
一つ一つよかろう門というお店を創り上げていくこともやりがいの一つです。
お客様に顔と名前を覚えてもらいリピーターになってもらうことが何よりもうれしい。
新人の時はよく笑顔が足りないと先輩スタッフから注意され、
自分では笑顔で接客しているつもりでも伝わらなければ意味がないと学びました。
そんな私の将来の夢はミュージシャン。
頻繁にライブ活動にも励み、日頃は音楽活動が中心です。
よかろう門で学んだことは、こういった場面でもとても活かされているなと日々感じています。
最近は、移動中やカフェでのんびりしてる時も、思いつく言葉をメモしたり、
バイトから帰った後に部屋で作曲をすることも。
バイト前にジムでトレーニングなどなど、毎日が本当に充実しています。
将来は仕事でも趣味でもどんな形でもいいので歌に関わっていたいと思っています。
よかろう門には同年代のバイトスタッフも多く、
みんなそれぞれに就職や抱えている夢を叶えるために、
いま、ここで学んだことを糧に頑張っています。